国によって違う!太陽って何色?あなたは赤派?それとも黄色派?
日本語を教える仕事をしていていると、
他の国の子供たちと一緒に、実際に日本で使っている国語の教科書を読む機会があります。
自分の子供も小学一年生なので同じ教科書を使っているのですが、
先日、下の写真のような文章を読んでいるときの
アジア圏出身のお子さんからこんな質問がきました。
「先生、そらいちめん ひのような ゆうやけ ってなんですか?」と。
私は、「火って赤いでしょ?だからその色と同じく、空が真っ赤な ゆうやけになったんじゃないかな。」と言いました。
すると、その子は「えー、だって火は 赤じゃなくて、黄色でしょ?青いところもあるよね!!」といいました...
そして、更に「太陽も 赤じゃなくて、黄色だよね!」と 追い打ちを...^^;
確かに、
火は温度によって色が違って見えたりしますよね!!
しかも、
太陽=赤 という認識の国は実はかなりの少数派。
だいたいの国で 太陽=黄色 と認識されています。
こちらは 娘が描いた絵。
日本育ち、日本生まれの娘は迷いなく赤で太陽を書いています。
同じ太陽を見ていても、国によって認識が違うことを直に感じる体験でした。
ちなみにこのお話は、
きつねの子が、新しい真っ赤なズボンをはいたので、
濡らしたり汚さないように気を付けていましたが、
くまの子と、うさぎの子と遊んでいるうちにすっかり忘れてしまいます。
遊んでいるうちは、ふたりともきつねの新しいズボンには気づいてくれません。
夕方になり、そらが真っ赤になったとき、くまのこと うさぎのこが、
〚きつねくんのズボンのいろだね〛と、新しいズボンに気づき、〚とってもいいね〛といいながら、おうちへ帰って行くという流れ。
なので、このお話しに関しては、
太陽=赤のイメージがないと
夕焼け=真っ赤=きつねのこのずぼん に結びつけるのがちょっと難しいのかな?と感じました。
こちらは子供から大人まで楽しみながら世界について学べる本のご紹介:
国旗だけでなく、色々なの国の食べ物や人物、歴史などが載っています。
難し過ぎず読みやすいです^^
文化の違いって面白いですね^^
最後まで読んで頂きありがとうございました!